もももの徒然日記

オタクな妻による、アスペな旦那くんと愛息子カール君との日々の記録です。

「子どもへのまなざし」

本日2回目の日記です。

最近読んだ本の感想をば。

 

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「子どもへのまなざし」

著:佐々木正

発行所:福音館書店

 

ビジネス書や資産運用に関係する本ばかり読んでいたんですが、「おまめちゃんが産まれる前に1冊くらい子育てに関する本を読んでおきますか!」と思い立ちまして。

ネットでなにか良い本がないかな~、と情報収集していたところこの本の紹介に出会いました。

 

おすすめしていた方が「何回も泣いた。子育てしている人の心の支えになる」とコメントしていたのが読んでみようと思ったきっかけです。

 

 

著者は佐々木正美さんという方で、児童精神科医として活躍され2017年に亡くなられたみたいです。

本の内容は、講義を文章に起こしている感じでこちらに話しかけてくれているような印象を受けます。

 

全3巻シリーズの1巻を今回は購入しました。

 

乳幼児期は人格の基礎をつくる大事な時期である。

 

「そんなこと知ってるよ~」と言われそうなことですが、なぜこの時期が大切なのかを世界中の様々な実験結果や自身が関わってきたご家族とのことなどを通じて教わることができます。

 

 

実際にどのようにして人格が形成されていくのか?

そのためにはどのように子供と関わっていく必要があるのか?

大きくなった後にどうしてやり直しができないのか?

豊かな社会になり子育てがどう変化したか?

 

 

ということがこの本には書かれております。

「こうしなさい」「ああしなさい」と具体的に書かれている訳ではなく、「こういう気持ちで子どもに接してあげてください」という感じでお話は進んでいきます。

300ページ以上あるのでむちゃくちゃ読み応え抜群です。

 

 

ただ、どんな本でも万人に理解されるものはないと思うのですが。

この本も参考になる部分と、「う~ん」と思ってしまう部分とが私にはありました。

 

 

まず、著者自身が1935年生まれと現在の子育て世代と価値観が異なる時代に子育てをしているのでその辺りの経験を前提に話されると少し共感しかねる部分もありました。

 

2点目が、非定型発達児はいない的な感じで書かれていることです。

少なくとも私はそのように著者が考えていると感じました。

何か問題行動がある児童は、乳幼児期の愛着形成に問題があると考えられている様子でまさにそのような問題で悩んでいる親がこの本を読んだ時にどう思うかが心配になりました。

※3巻目が「発達障害の子どももふくめ、みんなが共に生きていく社会をめざして」というテーマみたいなのでそちらで触れられている可能性もありますが。

 

最後に、乳幼児期を過ぎてしまうと何か問題があった時にやり直すのが難しいと書かれている点です。”乳幼児期”を大切にしていることはわかるのですが、その後はやり直しをするのは多大なエネルギーがかかるし難しいとのことでした。

これもやはりある程度大きくなった子どもがいる親が読んだ時にどう思うかが心配になりました。

 

 

以上はあくまで私が本を読んで感じた感想です。

 

この感想を旦那くんに伝えたところ、「否定的な意見ばかりであんまり読みたいって気持ちにならなかったんだけど」と言われてしまいました。

 

たしかにネガティブな意見ばかりを言ってしまったなと反省しました。

 

自身で読んで学びを感じて欲しいなと思ったからなんですけどね。

 

お時間がある時にぜひ実際に読んで、色々と感じてください。